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ここ数年はUVカットを目的とした、
つば広の帽子が人気です。
女優帽と言う名称もかつては
よく耳にしましたが、それが
今や一般化し、自転車業界で
言うママチャリくらい便利で
機能的な帽子の代表格となっています。
こうしたUVカットのつば広帽子を
はじめとする衣料品には、
かつてはあまり見かけなかった
「UPF数値」というタグ表示が
付けられています。
日焼け止め化粧品だけでなく、
日焼けしにくい効果をうたう
繊維製品がUVカット規格で
作られ販売されるようになっています。
目次
UPF数値(UltraVaiolet Protection Factor:紫外線保護係数)とは
UPF数値とは、日焼け止めの化粧製品に
つけられているSPF数値(Sun Protection Factor:紫外線防御指数)や
PA(Protection Grade of UV-A)と同様、
衣類の紫外線保護係数を表すものです。
その衣類が紫外線による日焼けから
守ってくれるか判断の目安となる表示で、
10分間紫外線を肌に浴びてできた
日焼けと同程度に日焼けするのに
かかる時間数を表しています。
例えば、UPF50の場合は、
10分×UPF50=500分となります。
UPF数値は、紫外線が非常に強い
オーストラリアやニュージーランドで
用いられている規格です。
強い紫外線による皮膚がんの発症率の
高さから、紫外線対策の先進国でもあり、
国や公的団体をあげて紫外線を
防ぐ衣料品の企画・販売を行っているほどです。
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UPF数値は、紫外線A波(UVA)・紫外線B波(UVB)両方防ぐ規格
UPF数値のわかりやすくて良い点は、
SPF数値と同様日焼け時間の表示は
同じでありながら、紫外線A波(UVA)
紫外線B波(UVB)の両方を
防ぐ規格であることです。
ただし、衣類を着ていて紫外線に
当たった場合の遮蔽率のため、
日焼け止め製品とは異なる規格です。
それでもオゾン層破壊のためなのか、
年ごとに強さを増していくような
日差しの強さには、衣料品を購入する際の
目安として非常にありがたい表示で
あることには変わりません。
UPF数値規格のUVカット帽子が主婦層に人気
このように、従来の日差し除けを目的とした
つば広帽子商品に差別化を図るべく、
UPF数値表示付きUVカット帽子が
主婦層に人気です。
若いお母さん達は、子供を幼稚園まで
自転車の送り迎えや公園へのお散歩などに
連れて行かなければなりません。
首の後ろまで覆う首焼け防止となる
つば広の良さや、風で飛ばされない
着脱可能なアゴ紐フック付き、
シワにならず折りたたんで
携帯できるなど細かい仕様の帽子が
使いやすいのです。
また、旅行用としても便利で
価格もリーズナブルな物が多くなりました。
少しとっつきにくいUPF数値規格ですが、
これからの夏は、知れば知るほどその規格表示の
あるなしにこだわった商品選びをしたくなります。
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